忘却回避録

過去を引きずる人の為の忘却回避録。そんなわけで。
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映画鑑賞「ゲーム」批評感想

次の日が休みだと脳が認識していると、自然と夜更かしをするようになる。
いつ寝ようが、朝起きなくても大丈夫なんだからと、勝手に身体が覚えている。
そして当たり前のように、起きてはくれない。自分の身体なのに。

その真逆を仕事のある日は繰り返しているのだがら、習慣っていうのはすごいもんだ。


前々から観たかったんだけどなかなか観るまでに至らなかった作品。
「ゲーム」
1997年。
セブンやファイトクラブで有名なデヴィット・フィンチャー監督のサスペンス映画。
主演はマイケル・ダグラス。


※以下はネタバレを含む為、本作品を観る予定の方などについては、追記を開かないことをお奨めする



前に行っていた美容院に映画好きな店長がいた。
そこは髪を切った後、飲み物をサービスしてくれるお店だったので、
必ず映画の話をしてたものだ。
そこでいいサスペンスはないですかと持ちかけたところ、教えてくれたのがこの「ゲーム」だった。

サスペンス映画で個人的にNo1に君臨しているのはユージュアル・サスペクツだが
他にいいモノも勿論あるし、それらに出会えていないのなら出会いたい気持ちはいつでも持っている。

教えてもらったその日に調べて、そこで既にあらすじは知識として入れていて、
今日観るまでも、換わらず頭に入っていた。




投資家ニコラス(マイケル・ダグラス)は、48歳の誕生日に、弟コンラッド(ショーン・ペン)から、CRSという会社への紹介状を貰う。「ゲーム」を顧客に提供するのだと同社はいうのだが、内容に関しての説明はない。どうやら騙されているらしい、と察したときは既に手遅れ、ニコラスは悪夢のような出来事に巻き込まれていく・・・。






この映画の良いところ、いや、サスペンス映画の良いところといっていいのかもしれないが
まぁとにかく、オチがすごいとひたすらに言われていた記憶があるので、そこに期待をしていた。

期待と同時に、こうなるんだろうかとある程度自分なりの予想をしつつ鑑賞。

結果、自分が想像した感じとは違ったものだった。

この作品の問題は二つに一つだ。
「ゲーム」が主人公にとって、良いゲームとなるか悪いゲームとなるか。
作中だと、悪いゲームだろうと思わせるようなつくりになっている。
終始、不安を煽る音楽と雰囲気。
謎が謎を呼ぶ、サスペンスの醍醐味。
何が真実で何が虚偽なのか、わからなくなってくる。

私はミスリードのミスリードをしているんじゃないかと踏んでみた。

つまり、
悪いゲームだろうと思わせているが実は良いゲーム。
ではなくて
やっぱり悪いゲームなんだ。

といった裏の裏をかいているのではないかと。

これは恐らく、半分正解で半分不正解だと観終わって思った。


話の流れ的には、最後の手前まで、詐欺にひっかかったニコラスという描写だが、
最後の最後に、でもやっぱり弟が用意した誕生日祝いだったのだとわかって終わる。

これを文面通り・映像通り、受け取るのならばミスリードだったと言える。

が、

本当にそうだろうか。と観終わって思う。
ゲームが続いているというようなニュアンスでクレアはニコラスを誘うし
そもそも謎のままのことも多い。
嘘をつき続けてきた奴らばかりだ。
ドッキリでしたということだって、嘘である可能性のほうが真実である可能性に比べ
遥かに高いと思わざるを得ないレベルのいたずらをされたのだ。


そういう、「結局本当にそうだったのか?」と思わせること自体が、監督の望んだ結末なのだと思う。


というか、まぁそれは別に構わない。
だけど。だけどだよ。

「嘘でも冗談でもやっていいことと悪いこと、そして限度があるんじゃないのか」
それだけが頭の中をグルグルグルグル回っている。

普通に考えてもみてほしい。
昔のトラウマを穿り返すようなことをされ、タクシーごと水中に落とされたり、家を競売にかけられていたり、メキシコの墓に連れて行かれてたり、そして空砲とはいえバンバン撃っていたり。

このどれもこれもが、冗談だからで済ませられるレベルじゃない。
日本人だからなんだろうか。
アメリカ人はこんな散々な目に合わされても、最後にドッキリでしたと言われればそれで済むのか。


サプライズは好きだが、やりすぎにも程があるだろという感想を抱かずにはいられない作品だった。


面白いけど何度も観て楽しめるタイプのサスペンスではないな。

期待はずれだったような気は否めない。



そんなわけで。

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